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透析を止めた日

堀川惠子/著
著作者
堀川惠子/著
メーカー名/出版社名
講談社
出版年月
2024年11月
ISBNコード
978-4-06-534279-4
(4-06-534279-1)
頁数・縦
325P 20cm
分類
教養/ノンフィクション /医療・闘病記

価格¥1,800

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出版社の商品紹介

出版社からのコメント

「私たちは必死に生きた。しかし、どう死ねばよいのか、それが分からなかった」なぜ、透析患者は「安らかな死」を迎えることができないのか?どうして、がん患者以外は「緩和ケア」を受けることさえできないのか?10年以上におよぶ血液透析、腎移植、再透析の末、透析を止める決断をした夫。その壮絶な最期を看取った著者が、自らの体験と、徹底した取材で記す、慟哭の医療ノンフィクション!解説 日本腎臓学会理事長・南学正臣(東京大学腎臓内分泌内科教授)<序章>より「夫の全身状態が悪化し、命綱であった透析を維持することができなくなり始めたとき、どう対処すればいいのか途方に暮れた。医師に問うても、答えは返ってこない。私たちには、どんな苦痛を伴おうとも、たとえ本人の意識がなくなろうとも、とことん透析を回し続ける道しか示されなかった。そして60歳と3ヵ月、人生最後の数日に人生最大の苦しみを味わうことになった。それは、本当に避けられぬ苦痛だったか、今も少なからぬ疑問を抱いている。 なぜ、膨大に存在するはずの透析患者の終末期のデータが、死の臨床に生かされていないのか。なぜ、矛盾だらけの医療制度を誰も変えようとしないのか。医療とは、いったい誰のためのものなのか」

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